カジュアルバーというお店をご存知でしょうか。バーは聞いたことがあるけど、カジュアルバーはバーとどう違うの? と疑問に思う人もいると思います。
バーとカジュアルバーの違いやバーを楽しむために知っておいた方がよいこともご紹介します。
カジュアルバーってどんなお店?
カジュアルバーはこういうお店という定義が明確に決められているものではありません。普段の洋服で、気軽に誰でも入れるお店がカジュアルバーです。
居酒屋のようにおじさんたちでわいわいしているお店も、立ち飲みのようにワンコインで楽しめるお店もあります。
お店側が「カジュアルバー」と名乗ればそれはカジュアルバーになります。常連さんしかいなさそうな雰囲気や初めての人は寄せ付けないような空気があるお店もあるでしょう。
でも気になるお店には飛び込んでみることをおすすめします。
カジュアルバーはだれでもどんな時でも受け入れてくれる気軽さが売りです。
はじめていくお店で雰囲気が気に入ったら、まずはお店のスタッフと仲良くなれるように話しかけてみてください。
話しが会えば一人でも気軽に飲みにくることができる行きつけのお店になるはずです。
友達同士で飲むときも恋人を連れて行くときも、肩ひじを張らなくて済むカジュアルバーをいくつか知っているとちょっとカッコよく見えるものです。
カジュアルバーは店によって店内の雰囲気やお酒の種類が全く違います。自分のお気に入りのお店を見つける楽しみもあります。
カジュアルバーとバーの違いってどんなところ?
カジュアルバーは誰でもどんな格好でも気軽に入れるお店なのに対して、バーは少し敷居が高い雰囲気があります。
バーというとホテルのバーを想像する人も多いと思いますが、カジュアルバーに対してホテルのバーなどはオーセンティックバーと呼ばれることもあります。
オーセンティックバーとは「本物の」という意味で、ドラマにもよく出てくるような蝶ネクタイにベストを着用したビシッとしたバーテンダーがいるお店です。
バーテンダーの後ろには様々な種類のお酒が並んでいてグラスも高級品を使用する傾向が高いです。
お酒にも非常にこだわっていて1杯2000円ということも当たり前です。お店の雰囲気も静かでマナー違反をする客を非常に嫌います。
一人でもしくはカップルで静かにお酒を楽しみたい人向けのお店です。友達と盛り上がりたいときには不向きになります。
ドレスコードもホテルのバーだとサンダルはダメ、ハーフパンツはダメなどと決められているところもあるようです。
ホテル以外にもオーセンティックバーはあります。オフィスビルや商業地にも隠れ家的な存在としてひっそりと営んでいるオーセンティックバーはまさに知る人ぞ知るお店というところでしょう。
もちろんオーセンティックバーでもきちんとマナーを守っていれば初めての人でも受け入れてくれます。
シーンに応じてカジュアルバーやバーを使い分けができるようになると一人前の大人になった感じがしますね。
オーセンティックバーは独りでお酒を楽しんだり、考え事をしたいときに向いているといえるでしょう。
テーブルチャージも設定されているのでサービスもしっかりとしてくれます。
カジュアルバーはサービスはオーセンティックバーのようにはいきませんがその分気軽で少々騒いでも許される雰囲気があります。
バーを楽しむために知っておくとよいこととは?
服装について
オーセンティックバーを楽しむときは高級ホテルにふさわしい服装で行く方が浮かなくて済みます。店の雰囲気が高級なので気後れしないようにするのがポイント。
私だけカジュアルすぎないかな? と感じ始めると落ち着かなくなってしまうので堂々としていられるようにちょっとしたお出かけコーディネートで行くのがおすすめ。
靴はヒールの方がなじむでしょう。カジュアルバーなら服装は普段着で大丈夫です。
座る場所について
ひとりでバーに行くときはカジュアルバーでもオーセンティックバーでも、カウンターに座ることをおすすめします。
バーテンダーにお店のことや、お酒のことを聞くのも楽しいですししっとりとお酒を楽しむのにもぴったりです。
カウンター席は一人で来る人や二人で来る人のためにあります。オーセンティックバーではそれぞれがゆっくりとお酒を楽しめるように配慮してくれます。
カジュアルバーなら他に一人で来ている人と話して顔見知りになることもできるでしょう。
注文するお酒について
バーによってはメニューがないところも多いのものです。そんなときはジントニックを注文するのがおすすめです。
ジントニックは居酒屋のビールのようなものでどの店にも置いてないことはありません。ジントニックはシンプルでありながらそのお店の特徴をつかむのにぴったりです。
アルコールに強い人はギムレットを、あまり強くない人はスプモーニを注文するのも良いと思います。
メニューを見ないでまず定番のお酒を頼むことができる人はバーに行き慣れていると思われるでしょう。
初めてのお客さんでもバーに行き慣れている人ならお店側も受け入れやすいものです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。初めてバーに行くときは少し緊張することもあるでしょうが、思い切って飛び込んでみると新しい開拓になるでしょう。
いつも通る道にちょっと気になるお店があったら、まずは扉を開いてみてください。
Written by miichikin