シングルスバーという言葉を耳にしたことがありますか? いま、シングルスバーが出会いを求める人の間で話題になっています。
シングルスバーとはいったいどんなところなのでしょうか? なぜ人気が出ているのでしょうか? 調べてみました。
1. シングルスバーってどんなところ?
シングルスバーとは結婚を望む独身の男性や女性が集まるお店です。婚活バーとも呼ばれ、婚活をする人たちがお酒を楽しみながら会話を楽しみます。
もちろん結婚相手を求めて集まるのですが、そこまで深く考えていなくても独身で恋人募集中なら誰でもウェルカムな雰囲気です。
日本では相席居酒屋や婚活バー、相席バーなどと呼ばれており一時期ブームになりました。
真剣に結婚を考える婚活の場としても活用されてきましたが、海外ではもっとフランクでカジュアルなイメージで男性と女性の一つの出会い方として定着しています。
欧米で相席居酒屋や婚活バーと同じような店がシングルスバーと呼ばれているので、日本でもシングルスバーという呼び名が定着してきたようです。
相席居酒屋や婚活バーでなくても、隣り合わせになった人と意気投合して友達になったり恋人になったりすることってありますよね。
それと同じような感じで「恋人を求めている」「結婚相手を求めている」という前提がプラスされた人たちだけが集まると考えるといいでしょう。
普通の居酒屋やバーでは「いいな」と思った相手に出会っても、相手に妻子があったり恋人がいるかどうかまず確認しないといけませんよね。
その確認の手間が省けるのがシングルスバーなのです。
友達と一緒に訪れるのももちろん良いのですが、誘う友達がいないときや新しい出会いを求めたいときにふらりと立ち寄ることができる気軽さがシングルスバーにはあります。
2. シングルスバーの特徴
シングルスバーの特徴はお店によって違いがありますが、大きなシステムは同じようなところが多いです。
男性は料金が発生し、女性はチャージ料のみのケースがオーソドックス。会員として登録しなければ利用できないお店もありますし、誰でもウェルカムなところもあります。
曜日や日にちによってイベントを開催しているお店が多いです。グループで様々な交流をするイベント、一人で参加する人たちだけのサシ飲みイベント、出入りが自由で時間制限アリの飲み放題イベントなど様々なラインナップがあります。
ホームページで現在訪れている男性女性別の人数をリアルタイムで更新しているお店もあるので、「せっかく行ったのに誰とも出会えなかった……」なんてことがないのも良いですね。
渋谷や原宿といった若い人たちに人気の場所でももちろんのこと、銀座や新宿のような大人の街にも数多くのシングルスバーがあります。
どちらかというと銀座などの大人の街の方が料金設定が高めになっています。自分がどんな雰囲気の人と出会いたいかで地域やお店を選ぶのがおすすめです。
お店の規模によっても変わってきますが、広い敷地を有するお店では個室を設けているところもあります。良い雰囲気になれば個室に移動して二人きりでゆっくりお話しするということもできるのが嬉しいですね。
シングルスバーで一番の人気イベントは、時間制限を設けてマッチングをしてくれるタイプのお店ならいろいろな人と出会うことができ、その中から気に入った人を指名し、お互いにその気持ちが会えば二人きりで話すチャンスが得られるというもの。
婚活パーティと全く同じようなシステムを取り入れているのですが、バーというカジュアルな雰囲気や「婚活に力入っています! 」と思われないような空気管が参加者のハードルを下げているようです。
どんな人でも気軽に立ち入れる場所。それがシングルスバーの魅力なのです。
3. シングルスバーでは自然な出会いが生まれやすい
「婚活」をしているとい言うと「結婚するために必死」とか周りの余計な意見や目が気になるという人、多いと思います。
結婚をするもしないも自由なはずなのに、結婚相談所へ登録していると知っただけでガツガツしているという噂をたてられたりして余計なお世話ですよね。
本当に何歳までに結婚したいと真剣に考えているなら、人の目や意見などに耳を貸す必要はないのですがそうもいっていられないのが現代社会。
婚活をするにもスマートにすることが求められているように感じます。そんな婚活も結婚もスマートにしたいと思う人におすすめしたいのがシングルスバーです。
シングルスバーなら他のカジュアルバーと同じような感覚でおまけに婚活がついてくるという感じです。楽しくお酒を飲むついでに、結婚相手を見つけられるなんて理想的ですね。
シングルスバーに来ている人たち全員が同じような感覚でいることが多いので自然な出会いが生まれやすいといわれています。
結婚をもちろん頭の隅に入れてはいるけど「できたらいいな」「いい人に出会えれば考える」くらいの気持ちの方がダメだった時のショックも少ないというのも良いのかもしれません。