近年、潜水艦映画や潜水艦ゲームに注目が集まっています。
話題に乗っかり潜水艦の模型をコレクションしたり、展示会に訪れたりしている人も多いのではないでしょうか?
そんなロマン溢れる潜水艦ですが、大阪に潜水艦の雰囲気が楽しめる映画のセットのようなバーが存在します。
ロマン溢れる潜水艦バー「深化」についてご紹介しましょう!
1. 大阪にある潜水艦バー「深化」って!?
※写真はイメージです。
最近話題の「深化」は、大阪市内にあるバーです。潜水艦を模しているバーで、店内はマスターのこだわりが沢山詰まった内装となっています。
その内装は、「劇団維新派」の美術の方が手掛けているため、まるで映画のセットのような完成度の高さが見物です。
お店の中は全体的に薄暗く、まさに潜水艦の乗っているかのような気分を体験できます。
静謐な店内に、歯車の音や換気扇の低い音といった機械音だけが響く様子もまたリアルさに拍車をかけています。
店内の至る所にランプやハンドル、配管などがあり、乗船気分が味わえるでしょう。
壁にある動力操作盤などの錆び具合もリアルな出来なので、天井や壁の細部まで隅々観察してみてくださいね。
2. トイレも作りこみが凄い!
深化に行ったら、お店の奥にあるトイレもチェックしてみてください。注目ポイントは、どう開けば良いのか見ただけでは分からない扉です。
初めて訪れたほとんどの人は、扉を押したり、引いたり、横にスライドさせ開けようと試みるよう。実は、上にスライドさせる上げ方が正解ですよ。
扉に付いている取っ手を下から上へと引っ張る仕組みとなっていて、忍者屋敷のようです。
トイレの中には、人の頭のような形をした機械や吊り下げられた潜水服が置かれており、内部まで強いこだわりを感じます。
また、暗闇を青白いフィラメントが照らしており、なんとも幻想的です。
メカメカしさと幻想的な雰囲気が組み合わさった不思議な空間となっています。他にはない面白いトイレにもぜひ注目してみましょう。
3. 潜水艦バー「深化」のメニューは?
※写真はイメージです。
店内にはカウンター6席と小上がりがあります。バーなのでアルコールメニューが中心で、ビールやハイボール、ジン系などのお酒を注文可能です。
また、口コミではジントニックが人気のようなので、迷った時は選んでみましょう。
注文が入るとマスターがピックで氷を砕き、お酒をふるまってくれますよ。食べ物はビーフジャーキーやナッツ類などおつまみのみの提供。
がっつり食事ができるわけではないので、先に食事を済ませてから深化へ足を運んでみましょう。
4. マスターの人物像とお店の裏話
このお店は元々、大正末期の漆工房でした。約15年前に売りに出されていた物件をマスターが購入し、このお店を作ったんだとか。
しかし、お店のマスターは潜水艦が好きでこのお店を作ったわけではないようです。
これだけのクオリティーのお店なのだから、海上自衛隊マニアなのかな? と思ってしまいますよね。
「潜水艦の世界観が面白いのでは?」と思ったことがきっかけで作ったそうですよ。
強面でスキンヘッドのマスターが1人でこのバーを経営しており、週末は満席となることが多いそうです。
このお店を1人で堪能したい場合には、オープン直後に訪れると良いでしょう。
5. まるで迷宮?潜水艦バー「深化」への行き方
潜水艦バー「深化」は、看板や目印がありません。
とても分かりにくい場所にあるので、シークレットバーとも呼ばれています。
ナビで入力をしてもお店に辿り着けないため、まるで迷宮のようです。
迷宮入りしないように、スムーズにお店に辿り着く方法を伝授しましょう。
- まずは谷町四丁目駅から南に向かい、ドン・キホーテ法円坂店を探します。
- ドン・キホーテ法円坂店を背にし、長い道をひたすらにずっと真っすぐ進みましょう。
- 突き当り付近にある人が1人入れる程度の細い道を探します。
- 細い道の奥にある鉄製で重厚感のある扉のお店を発見したらゴールです。
このルートで行くと、迷わずスムーズに辿りつけますよ。しかし、あえてお店を探してみるのもワクワクして面白いかもしれませんね。
住宅街にひっそりと佇んでいるお店は、まるで異世界へと繋がっていそうな雰囲気がありますよ。
アクセス
潜水艦バー深化
営業時間:19:00~03:00
電話番号:06-6766-2768
定休日:水曜日
住所はマスターの意向により非公開となっています。
しかし、インターネットで検索すると出てくるため、自力でお店に訪れたい方は住所を検索して潜水してみてくださいね。
まるで異世界のようなその世界観に感動するでしょう。
6. おわりに
潜水艦バー深化は、迷子になってでも訪れたいお店No.1ともいわれています。
ロマン溢れるお店の居心地は大変満足感が強く、足を運んででも行く価値がありますよ。
店内は撮影OKなので、訪れたら記念に写真を撮ることをおすすめします。
潜水艦マニアの方も特に興味がない人でも楽しめるお店なので、ぜひ美味しいお酒を求めて訪れてみてください。
Written by 綾崎リコ