ジャズバーは、大人っぽいイメージやおしゃれなイメージを持たれることが多いです。
中には、ジャズバーに行くのはハードルが高いと思っている人もいるかもしれません。
しかし、ジャズバーでも足を運びやすい場所もありますし、店舗ごとのスタイルを知っていればそれに合った楽しみ方を身に付けてから行くことができるため、そこまでハードルは高くないのです。
今回は、ジャズバーのスタイルごとに楽しみ方を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 生演奏を楽しめるジャズバーの楽しみ方
ジャズバーの中には、生演奏を楽しめる場所があります。
ジャズのライブは一般的なライブと比べてみると独特の雰囲気を感じますが、ジャズライブならではのルールなどが決まっているわけではありません。
しかし、いくつか注意しておきたいポイントがあるので、それだけ押さえておけば問題ありません。
まずは、生演奏を楽しめるジャズバーの楽しみ方から見ていきましょう。
おしゃれな服装を意識する
ジャズは高級そうなイメージを持っている人も少なくありません。
しかし、ラフな格好でも聞いている人がいるため、そこまで堅苦しい雰囲気ではないのです。
それでもジャズバーにはおしゃれな雰囲気も漂っているため、雰囲気を壊さないためにもおしゃれな服装を意識しましょう。
オフィスカジュアルのように清潔感のある服装であれば、空間に溶け込めます。
大きな声で話さない
お酒が入るとついつい盛り上がってしまいますが、生演奏中に大声を出すのはマナー違反です。
大声を出すことで、その場の雰囲気を壊してしまい、演者さんや他のお客さんに迷惑をかけてしまいます。
生演奏中はできるだけ私語をせずに、その場の空気感を楽しんでみてください。
デートの場合は、映画を観ているような感覚で音楽を感じてみると良いでしょう。
2. 常にジャズをBGMで流しているジャズバーの楽しみ方
生演奏のジャズライブを定期的に行っているジャズバーもありますが、常にジャズをBGMで流しているジャズバーもあります。
続いては、常にジャズが流れているジャズバーの楽しみ方について見ていきましょう。
音楽にゆったりと浸る
BGMとしてジャズを常に流しているジャズバーでは、音楽にゆったりと浸りながらお酒を楽しんでいる人が多くいます。
もちろん友達やカップル、夫婦で談笑している人もいますが、比較的静かな空間となっています。
ジャズ好きな人が集まる場所でもあるので、ジャズを楽しみながらお酒も楽しむという人が多いです。
私語をしてはいけないという決まりはありませんが、一般的な居酒屋のように大声で騒ぐのは控えるべきです。
節度のある会話を楽しむのがジャズバーならではの醍醐味と言えます。
マスターと仲良くなってみる
BGMとしてジャズを流しているバーに1人で行くとカウンターに通されて、マスターと話せる機会も増えます。
マスターとの会話の中で、曲の好みなどを伝えるとおすすめの曲を流してくれることもあります。
最初は緊張してしまうかもしれませんが、少しずつ雰囲気に慣れていき、好みを把握してもらえるケースもあるでしょう。
そして、おすすめのレコードを流してもらうなどすれば、会話も広がっていきます。隣の席に座ったお客さんとの会話の種になることもあります。
3. とっておきの音響システムを活かした迫力のあるジャズを推しているジャズバーの楽しみ方
ジャズバーの中には、とっておきの音響システムを使ったジャズを流している場所もあります。
そのようなジャズバーには、ジャズを本当に愛してやまない人や常連のお客さんが足を運ぶケースが多いです。
最後に、とっておきの音響システムを使ったジャズを流しているジャズバーの楽しみ方を見ていきましょう。
迫力のあるジャズをじっくりと楽しむ
音響システムにこだわっているジャズバーでは、迫力のあるジャズをじっくりと楽しめます。
生演奏と遜色ない音楽を楽しめる場所もあるので、生演奏ではなくても良い音で聴きたいと思っている人が集まります。
自宅では味わえないような奥行きや響きを体感できるため、はまってしまう人も少なくありません。
また、オーナーの好みで選んだ曲が自分自身の好みにも合致していれば、かなり充実した時間を過ごせるはずです。
ジャズに詳しくなくても問題ない
ジャズバーに足を運びたいけどなかなか行けないという人の中には、ジャズに詳しくないことを気にしているケースが多いです。
確かにジャズに詳しくないと足を運びにくいという気持ちも分かりますが、こだわりの音響システムやお気に入りの曲について語りたいと思っているオーナーもいます。
そのため、詳しくない人でも楽しめる環境は整っているのです。
色々な話を聞きながらジャズの魅力を体感できる場所でもあるので、詳しくない人でも足を運んで、オーナーと積極的に話してみると良いでしょう。
4. おわりに
ジャズバーには、いくつかのスタイルがあります。
それぞれのスタイルごとにイメージが全く違うように思われるかもしれませんが、ジャズを楽しむという基本的なスタンスは同じです。
普段とは違う環境の中でジャズを楽しみたいと思っている人はぜひ足を運んでみてください。
ジャズに詳しくなくても、オーナーなどと会話する中でジャズの魅力に迫っていけるので、興味がある人はぜひ行ってみると良いでしょう。
Written by 綾崎リコ